【MINAMATA―ミナマタ―】映画が現在配信中の無料動画配信サービス比較情報・おすすめ10選を早見一覧表でまとめてわかる！

映画【MINAMATA―ミナマタ―】の日本語吹替版・字幕版も含めて、Dailymotion・pandora等の違法サイトではなく公式の動画配信サービス(VOD)で安心して無料視聴できる方法を調査しました。

いきなり『結論』から言いますと、

本記事は、「【MINAMATA―ミナマタ―】映画が現在配信中の無料動画配信サービス比較情報・おすすめ10選を早見一覧表でまとめてわかる！｜テレビ放送予定で見逃した洋画をフル視聴するVOD方法」について、わかりやすく解説しているので、映画視聴の参考にしてもらえれば嬉しいです。

そこで、本記事では、

など、上記の内容について徹底的にまとめています。

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では、「【MINAMATA―ミナマタ―】映画が現在配信中の無料動画配信サービス比較情報・おすすめ10選を早見一覧表でまとめてわかる！｜テレビ放送予定で見逃した洋画をフル視聴するVOD方法」について詳しく解説していきます。

１.映画【MINAMATA―ミナマタ―】が無料視聴できる動画配信サービス(VOD：ビデオ・オン・デマンド) はどこ？

映画【MINAMATA―ミナマタ―】の動画が配信している動画配信サービス(ビデオ・オン・デマンド)は、次の早見一覧表にまとめました。

※横幅がはみ出している部分は「横スクロール」して見てくださいね。

上記の動画配信サービス会社から配信されているかどうかの確認については、【見放題配信：○】【課金配信：●】【配信なし：×】で表記しております。

見放題とレンタル(PPV・課金・ポイント制)の違いは？

動画配信サービス(VOD)には、見放題とレンタル(PPV・課金・ポイント制)の動画作品がありますので、この機会に違いについて知っておきましょう。

２.映画【MINAMATA―ミナマタ―】のDVD・Blue-rayレンタル開始日はいつから？

大手2社のTSUTAYA(ツタヤ)とGEO(ゲオ)の映画【MINAMATA―ミナマタ―】のDVD・Blue-rayレンタルが開始されているか調べた結果は、次のようになっています。

３.映画【MINAMATA―ミナマタ―】のDVD・Blue-ray販売状況と開始日はいつから？

Amazon.co.jp: MINAMATA―ミナマタ― [DVD] : ジョニー・デップ, 真田広之, 國村隼, 美波, 加瀬亮, 浅野忠信, 岩瀬晶子, ビル・ナイ, アンドリュー・レヴィタス: DVD

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５.映画【MINAMATA―ミナマタ―】の見所・ストーリー(あらすじ)・出演の俳優と女優は？

【MINAMATA―ミナマタ―】は、ジョニー・デップ主演、水俣病を世界に伝えた伝説の写真家の姿を映し出す実話ドラマ！

【MINAMATA―ミナマタ―】の見所とストーリー(あらすじ)について、ネタバレにならない程度に少しだけさわりを紹介していきます。

【MINAMATA―ミナマタ―】の見所

【MINAMATA―ミナマタ―】の見所は、偉大な写真家、ユージン・スミスが日本の公害・水俣病を取材した写真集「MINAMATA」を題材に、水俣病の悲劇、公害と戦う人々、そして家族の絆が生々しく描かれる。

【MINAMATA―ミナマタ―】のストーリー(あらすじ)

1971年、N.Y.。

アメリカを代表する写真家の1人であるユージン・スミスは、酒に溺れ荒んだ生活を送っていた。

そんな時、ユージンはアイリーンと名乗る女性から、大企業が海に流した有害物質によって苦しむ熊本県水俣市の人々を撮影してほしいと頼まれる。

【MINAMATA―ミナマタ―】のキャスト・スタッフの過去作品

【監督・脚本・製作】
アンドリュー・レヴィタス
＜主な作品＞
・MINAMATA―ミナマタ―

【脚本】
デヴィッド・Ｋ・ケスラー
＜主な作品＞
・MINAMATA―ミナマタ―

スティーヴン・ドイターズ
＜主な作品＞
・MINAMATA―ミナマタ―

ジェイソン・フォルマン
＜主な作品＞
・MINAMATA―ミナマタ―

【製作】
サム・サルカル
＜主な作品＞
・MINAMATA―ミナマタ―

ビル・ジョンソン
＜主な作品＞
・MINAMATA―ミナマタ―

ガブリエル・ターナ
＜主な作品＞
・MINAMATA―ミナマタ―

ケヴァン・ヴァン・トンプソン
＜主な作品＞
・MINAMATA―ミナマタ―

デヴィッド・Ｋ・ケスラー
＜主な作品＞
・MINAMATA―ミナマタ―

ジョニー・デップ
＜主な作品＞
・MINAMATA―ミナマタ―

【音楽】
坂本龍一
＜主な作品＞
・MINAMATA―ミナマタ―

【出演】
(Ｗ・ユージン・スミス役)
ジョニー・デップ
＜主な作品＞
・MINAMATA―ミナマタ―

(ヤマザキ・ミツオ役)
真田広之
＜主な作品＞
・MINAMATA―ミナマタ―

(ノジマ・ジュンイチ役)
國村隼
＜主な作品＞
・MINAMATA―ミナマタ―

(アイリーン役)
美波
＜主な作品＞
・MINAMATA―ミナマタ―

(キヨシ役)
加瀬亮
＜主な作品＞
・MINAMATA―ミナマタ―

(マツムラ・タツオ役)
浅野忠信
＜主な作品＞
・MINAMATA―ミナマタ―

(マツムラ・マサコ役)
岩瀬晶子
＜主な作品＞
・MINAMATA―ミナマタ―

(ロバート・“ボブ”・ヘイズ役)
ビル・ナイ
＜主な作品＞
・MINAMATA―ミナマタ―

【MINAMATA―ミナマタ―】の作品詳細

【原題】MINAMATA
【制作国】アメリカ
【制作年】2020年
【ジャンル】実話ヒューマンドラマ

６.映画【MINAMATA―ミナマタ―】の世間の感想・口コミ・評価は？(ネタバレあり)

【日本人でも忘れかけた人災の論理は今も続く】
１枚の写真は千の言葉より雄弁である、写真家ユージン・スミスの切り取った現実を当時人気の写真誌LIFEに掲載することで国際世論を味方にする論理。今もミャンマーしかり香港しかり新疆ウイグル自治区しかり、圧せられる民衆の拠り所は海外世論頼みの厳しい現実。そしてその言葉通り１本の動画はさらにその何倍もの力を持つ。大きな収益は見込めなくとも良心に訴える社会派企画を推し進める困難に、圧巻のスター男優に脚本を気に入られただけで、すべてが回り始めるこの資本の論理が興味深い。

何をいまさら水俣、などと思わないで下さい、欧米の映画作品であんな過去、こんな事実等々を、あの国この地方などを舞台に掘り起こし「BASED ON A TRUE STORY」として描くことの多いことは言うまでもなく、本作もその一本。こんな過酷に立ち向かった人物が生きた証とその影響を映像作品に再現する価値は十分にある。だから当然に私たちは日本人だから、セットの細々に違和感を感じそれを基に本作の価値を堕とすような愚は避けなければならない。ナチスドイツが舞台だろうとロシアが背景だろうと、ハリウッドが描けば現地の人々には違和感は避けられず、でも私たちは日本人だからまるで気付かなかっただけなのだから。

ブラッド・ピットも元妻のアンジェリーナ・ジョリーも、大成したスターにありがちな功名心かも知れないが、ここにジョニー・デップも加わった。ストーリーラインは割とありがちな、過去の栄光捨て去った飲んだくれ男の再生物語なわけで、制作者も兼ねた我儘も封印しデップは真摯に演じ、この問題のクローズアップに貢献する。ただ、大戦末期の沖縄戦の取材がトラウマとなっており、現地民の悲惨に共通点を見出したのか依頼を受諾する辺り、並びに水俣での会社側・政府側の容赦ない嫌がらせから心折れた辺りの翻意が今一つ不明瞭なのが惜しい。

驚くべきは日本側役者のこれ以上ない最適なキャスティングには舌を巻く。皆さんハリウッド作の経験済のベテラン揃い。そんな中でひと際鮮やかなのがアイリーンを演じた美波である。冒頭のNYでユージンに依頼するも断られるあたりの演技の繊細かつ明確なこと！ちょいと日本人離れした演技に驚かされる、よくもまあ適任を探し当てたもので。嫌がるユージンを表情ひとつで幾度となくたしなめるのも見せ場です。用意された２つの布団をさりげなく引き離す節度も好感持てる。

今も昔も大企業と行政は結託するのが常で、水俣病もまた政府の隠蔽と不作為による公害病で、本作のエンドロールには世界各地での人的災いが紹介される。人の国の事に首を突っ込まないでといったって、突っ込まなければ何も変わらないじゃないですか。内政干渉を非難するうちにいったい幾人の命を失わなければならないのか。理不尽な内政があるから世界のスタンダードに訴えるしかない。別に水俣病の全容を描くわけでなし、そのエポックメイキングに存在したヒーロー像を描くエンタテインメントです。観て感ずれば素晴らしい糧となります。

【我々はバトンを渡された】
『MINAMATA―ミナマタ―』（原題：Minamata）2020

アイリーン・スミス「これまで本当に素晴らしい日本のドキュメンタリーや本などが多数生まれてきましたが、ハリウッド映画だからこそできることがある、と思っています。それは世界中の様々な人に“好奇心”を生み出すこと。水俣問題は複雑で苦悩に満ちているので、水俣の話を聞くだけで誰もがしんどくなる……。それをドラマというストーリーを通してなら、より多くの人に知ってもらえるし、エンタメ性もある映画は観た人のパワーを引き出す力があると思うんです。この映画が水俣問題にとって大きな契機になってほしいです」（現代ビジネス）

ユージン・スミスの元配偶者アイリーン・スミスさんはこの映画はハリウッドらしく現実を踏まえてドラマチックに脚色されている事を容認している。

2018年のNHK・ETV特集「写真は小さな声である〜ユージン・スミスの水俣〜」を観ると事実と映画は色々違いがある。スミスは水俣に3年間住んで写真を撮った。水俣に来る前にアイリーンとは既に結婚していた。陽気で人懐こく冗談を飛ばして和ませて被写体をリラックスさせていた。

一方この映画のスミスはかつては名写真家と言われているが今はアル中の皮肉屋として描かれている。そのアル中写真家が水俣病に出会いかつての様に写真を撮り始める。

この展開で思い出した映画がある。1982年のポール・ニューマン主演、シドニー・ルメット監督の「評決」だ。「評決」の主人公は昔はならしたが今は落ちぶれた弁護士。友人から示談に持ち込めと差し出された医療過誤事件に取り組むうちに病院側に対する怒りが湧き起こり示談せず裁判を起こして戦う。

「MINAMATA」と「評決」の違いは主人公の性格。ポール・ニューマン演ずる主人公はいったんエンジンがかかると不敵な笑いを浮かべてしたたかに頑張り続ける。買収にも色仕掛けにも動じずハードボイルドなのだ。一方ジョニー・デップ演ずるユージンは何度も挫けそうになり酒に逃げる。アル中あるあるだ。しかしこのジョニー・デップの演技が素晴らしい。胎児性水俣病の女児を抱いてボブ・ディランの「Forever young」を歌って聞かせるところは優しさに満ちている。

真田広之演ずる患者グループのリーダー宅に突然警察が踏み込んで「家宅捜索」と称して家中を荒らして帰るのは実際にあった話。「五輪反対」と声を上げた市民が警察に拘束された話を思い出す。

チッソ側の条件を呑もうとするグループが「沢山の患者から委任状を貰っている」と主張するが委任状の署名は死人のものだったのは愛知県知事リコール問題を思い出して笑ってしまった。

被害を少なく見せかける。補償を出し渋る。買収して報道させない様にする。書類を改竄・偽造する。50年前と今の日本は何も変わっていない。大企業が市民を犠牲にして政治家は企業から金をもらって市民の悲鳴に聞こえないふりをする。

エンドタイトルで次々と映し出される世界各国の健康被害・環境汚染のあまりの多さに言葉を失う。

そしてその中に「2013年日本の総理大臣は『水俣病は克服された』と主張したが患者や支援団体は否定している」という一文がある。2013年当時の総理大臣は誰か？そう「福島第一はアンダーコントロールだ」と嘘をついたあの男だ。こいつがラスボスだったのだな。

ユージン・スミスは「何故外国人のあなたが水俣に来ているのか？」と聞かれてこう答えた。

「私は外国人とみなされるが、この水俣で起きている事に私は『外国人』として関わっているのではない。
それは私自身のため
妻のため　子供達のため
水俣の住民のため
世界全体のためにここにいる」
（ETV特集より）

ユージン・スミスとジョニー・デップは使命感を持って私達にバトンを手渡した。この世界に起きている大企業と政府による不正義をどうするかは私達にかかっている。さあどうする？

【削った魂を再生する水の音色】
「家族とのかけがえのない大切な瞬間。それを共有させてもらえませんか」その一言にすべては集約されているのかもしれない。
とても私的で、繊細で、尊く、得難いものを「写真」という手段で切り取る。
切り取られた写真は、家族の手を離れ、被写体を見る者の視線に訴える。
言葉にならなかったもの、言葉にしたくなかったこと。秘密も痛みも、愛も希望も、その瞬間にあふれていた「何か」が、見た者の瞳を釘づけにし、見た者の心を揺り動かし、見た者の思想を変える。
想像していたよりも、入念に作り込まれた素晴らしい芸術作品だった。

全編に意図して水の音を感じる。暗室の薬液の音、水辺に建つ家に響いている水面のさざなみ。
ずっと昔から聞いている、家族のような水の音。静寂の中で響く安らぐ音色であるはずのその音が、汚染というキーワードで不安な音にも聞こえてくる。
それはユージンの写真にも似ている。
悲惨な状況を写しているようで、何故かとても美しいものでもある。相反するものを感じるからこそ、ユージンの写真やこの映画に、胸を掴まれるのだ。

この映画はユージン・スミスをモデルに描くフィクションだから、監督の意図は明確にある。
１つ目はユージンの映画、として全編を構成し、水俣病を事細かく説明しないことだ。
水俣病について、その全貌を描くとなれば２時間で描ききれるものではない。その上、この映画だけを観て「恐ろしいことがあったんだな」という消費になってしまっては、問題の提起にもならない。
アキコやシゲルの姿を観て、「どういうことなんだろう？」と感じ、自分の力で調べて、はじめて水俣病という現実を知る。そうでなければ、今もこれからも起こりうることであることすら、思い至らない。
まずは、知ってもらうこと。そして、感じてもらうこと。映画が示すのは、水俣病への最初の入口だけ。あえて水俣病の描写を削り、人間にフォーカスすることが重要なのである。

２つ目は、劇中のセリフにあるように、弱いものが強いものに略取される世界の話。映画は水俣を題材としているが、今もなお世界の至るところで起こっている。残念ながら普遍的、と言わざるを得ない話だ。
水質汚染や大気汚染などの公害だけじゃなく、民族問題や差別についても構造は同じで、最終的には弱者とされる人々が一番の犠牲を払う。
その一番ミクロな現象が「ＭＩＮＡＭＡＴＡ」では胎児性水俣病であり、アキコの存在なのである。

３つ目は普通の人が、普通の人間らしく、時に強く、時に弱く、闘う意味と意義だ。
急にスーパーマンになったりしない。明確に善と悪に別れたりしない。
これに関してはユージンの人物描写が絶妙。良い部分もあれば悪い部分もある、極めて普通の人間らしく人物を描くことで、普通の人が持っている「より良い世界を手に入れる力」という希望を描こうとしている。

４つ目は引き算の美学だ。ニューヨークのアパートから始まる今作は、大胆にカラフルに物語を導入する。暗室の赤、点滅するネオンの青、店内照明の緑、夕陽の黄色。そこから減速するように色を抑えて、モノクロの写真へと繋げていく。
意図して入れた水の音や音楽も、役者のセリフのボリュームすらも、頂点となる入浴のシーンでは最小限に。
白と黒と静寂だけが残り、観客のすべての集中が被写体に注がれるためのリズムが、作品全体を通して作られていくのだ。

「写真を撮ることは魂を削られること」とユージンは言う。自分の生命を削る行為が写真を撮ることならば、その写真を現像する行為は、魂を復活させる行為なのではないだろうか。
薬液に浸された写真を、慈しむように手のひらで温める行為は、ユージンの削られた魂を取り戻す行為なのではないだろうか。
水の音も、暗室の赤も、不穏さと安寧が入り混じった、破壊と再生の象徴のように感じる。
ユージンが切り取り、赤い光の中で水音に浸された被写体たちは、生きる苦しみを削り取られ、生きている喜びを取り戻す。
そうあって欲しい。
生きている限り繰り返す葛藤の中の一瞬。それこそが写真の持つ力だ。

優れた写真と優れた映画には共通点がある。撮られるものがあって、撮る者がいる。そして鑑賞する人がいる。撮られるものが持っている空気、撮る者が持っている意志、鑑賞する人が感じる気持ち。それらが「つながった」と感じた瞬間の醍醐味。
安心と不安、破壊と再生、過去の一瞬でもあり、未来への一歩でもある映像の力。
葛藤を１つの作品に封じ込め、「あなたは何を感じる？」と正面から問える作品はなかなかない。

【日本人として恥ずかしい】
日本人として恥ずかしい

ジョニー・デップが主演で描く日本四大公害のひとつ、水俣市の水俣病の物語。ライフの写真家ユージーンスミスからの視点で諸悪の根源のチッソ社とそれと闘う住民たちが映し出されていく実話。

前評判で「水俣病を取り扱っていて社会性のある映画だが、あくまでもハリウッドナイズされている」みたいな情報があったのだが、全然ハリウッドナイズされていなかった。ドラマチックさはエンタメ性があるが、基本的にはアメリカ映画にしては抑えめなほうでA24みたいなアートハウス系（ミニシアター系）に近い雰囲気。雰囲気も含めて物凄く良くて大満足。

まず言いたいのが、本来は日本映画界が真っ先に描かなきゃいけないのにそれを描かなかった罪。2013年にアベ、2018年にチッソの社長がもう解決していると言ったが、水俣病は未だ解決していない。チッソ社は未だ存在しているから、どこか忖度している。
日本映画はアメリカと遜色ない数の映画本数を作っているのにも関わらず、アメリカが先に本作を作り、日本が描かけなかったことが恥ずかしい（ドキュメンタリーは除く）。ロクでもない日本映画ばかりが上位。大作でもロクな社会性も持てず、最高に素晴らしい日本映画はミニシアターばかりで日の目を当たらない。今ではスターサンズなどの既得権益に縛られない映画会社も出てきているが、もっと変わらなければならない。

水俣病に関しての公害にまつわる物語もさることながら、第二次世界大戦でPTSDになってしまったユージーン・スミスが水俣で再び自分を取り戻していくというヒューマンドラマにもなっていた。どんな場面でも、水俣病という苦しみを持ちながらも前を向いて必死に生き、必死に未来を見据えて動いている住民たちが描かれる。病に苦しむ子どもたちを必死に守る姿も。そんな姿を見てスミスは自らの過ちを正そうと前をむき出す。これだけでも号泣ものだが、そこに世界を変えなきゃいけないというジャーナリズム要素も入ってきて、その3つが良い具合に重なり合って相補していて素晴らしかった。

欲を言えば、もっと真田広之率いるデモ隊たちを描いてほしかったというのはある。そうすると完璧だったかもしれない。しかし、本作は多少なりとも脚色はあるものの、殆どが事実らしく、カメラを渡して幸せそうに写真を撮っていた青年も実在する。撮っていた写真もほぼ同じ。皮肉的ではあるが、事実は小説より奇なりと言える。

映画的にも、音楽が坂本龍一というのも相まってか、非常にイニャリトゥ監督のレヴェナントのような雰囲気。あるいは、テレンス・マリックやクロエジャオのような感じも。自然光と逆光を多用した映像表現と広角レンズを使った独特な映像。写真家が主人公なだけに、ひとつひとつ写真のような映像のシーンが多くて物凄くキレイだった。

音楽も流石坂本龍一で、感情に沁み入るエモーショナルなるな劇伴。それでいてクライマックスは最高の高揚感。映画の雰囲気が静謐で上記のように自然光や逆光などの映像美が沢山あるので、とにかく相性が良くて映える。やはり滲み出るアートハウス感が良い。

本作は殆どをセルビアで撮影している。やや作り物感があったが、日本がろくに撮影もさせてくれないし誘致もしていないなかで、ここまで雰囲気を出せたのは凄い。日本政府は最近やっとスネークアイズを皮切りに外国映画の撮影誘致を始めたが、本当に日本の文化を振興したいのかがよくわからない。

また、外国映画のなかでも硫黄島からの手紙レベルに日本語が聞きやすかった。それでいて、方言などもちゃんとされていて外国産のなかでは随一の再現度。監督も本作における熊本県の対応などで日々しっかりとメッセージを伝えていてとても熱心でこちらにも伝わってきた。

ユージーンスミスとジョニー・デップは物凄く似ていて、演技力は言うことなしの素晴らしさ。自身のスキャンダルやキャンセルカルチャーなどで落ち目の今とスミスのダメさを重ね合わせているのか、とても力が入っていた。

恥ずかしさと同時にこれを描いてくれた監督らの素晴らしさ、映画の出来の良さもあって、色んなことを考えさせてくれた。水俣病についてこれっぽっちも知らなかった自分を恥じる。

【ハリウッドの英断】
※興ざめになる内容も含まれています。ご注意ください。

半年くらい前から公開を心待ちにしていた映画。鑑賞準備として，本作品上映記念として特別上映された土門典昭監督のドキュメンタリー映画「水俣」，「水俣一揆」も鑑賞。

まず，よくハリウッドがこのテーマに着手したと思う。日本人なら誰もが知っている水俣病ではあるが，世界的に見れば認知度は低く，感情移入もしにくいであろう。映画人はジャーナリストとは立場は異なるわけであるが，作品という形で”伝える”責任を担う者としての熱い使命感を感じた。本来なら日本人が撮るべきだったとの意見も聞かれるが，非常にデリケートなテーマだけに，少し離れた立場の外国人だからこそ撮れたのかもしれない。

公開3日目の土曜日の夕方の回を都内某シネコンで鑑賞。当然，席数の少な目の劇場が割り当てられてはいたが，8-9割（席は一つ置きの状態で）の客入り。日本人にとっては，決して水俣病は風化していないと実感した。また，観客の年齢層は高めであった。

この映画ではユージン・スミス氏がアイリーン氏とともに水俣に滞在した際の水俣病患者も含めた地元の人々との触れ合い，1972年のライフ誌への水俣の写真掲載，1973年熊本地裁での原告勝訴の判決までを描いている。日本人の名優が何人も出演しており，一歩も引かずジョニーデップと対峙していて，何か日本人として嬉しかった。

MINAMATAという題名がついているが，主人公はあくまでユージン・スミス氏である。題名には色々な意味が込められているとは思うが彼の写真集のタイトルと考えると映画の内容と整合性が取れてすっきりする。この映画で描かれているのはあくまでユージン氏から見た水俣であり，逆に言えば，水俣病患者とその家族についてはあまり踏み込んだ描写はない。

さて，この映画は事実に基づいているとあるが，実際にはかなり脚色が加えられている。これはある程度の興行収入を維持するため映画としてのエンターテイメント性は保たなくてはいけないというハリウッドの事情があるのであろう。おそらくハリウッド映画あるあるのシーンは全て脚色と思われる（初めは水俣行きを拒絶したくだり，チッソの病院に紛れ込み極秘資料を盗み出すシーン，ユージン氏の現像室への放火，チッソ江頭社長がユージン氏を買収しようとするシーン，ユージン氏の挫折とライフ誌に写真を送らないと編集長と話をするシーン，株主総会での患者の自殺未遂，チッソ江頭社長がライフ誌に掲載された「入浴する智子と母」に心を打たれて患者に対する賠償を決意するシーンetc.）。

また，映画構成上やむを得なかったのか，事実が歪曲されている点も多くある。まず，ユージン・スミス氏とアイリーン氏は水俣入りした段階で既に結婚していた（さらにその後数年で離婚している）。水俣での写真撮影の苦難を通じて二人の絆が深まり，結ばれたとする方がドラマチックということか。ただ，一方では，いきなり水俣で二人同じ部屋で寝泊まりしたりして，その辺の描写はやや中途半端。ただ，若くて美しいアイリーン氏の存在が，過去の大けがの後遺症に苦しむユージン・スミスにとって，水俣での写真撮影の原動力となっていたことは想像に難くない。アイリーン氏の存在なくしてMINAMATAが完成することはなかったことは間違いないであろう。また，ユージン・スミス氏は相当の親日家であったと思われるが，その描写が弱かったのは少し残念であった。

その他，ユージン氏がチッソ社員の暴力で大けがをしたのは千葉の工場である，株主総会が開催されたのは東京であり，実際には数分で打ち切られている，真田広之が演じる川本氏が江頭社長の目の前の机に胡坐で座り交渉するシーンは事実であるが，それは，熊本地裁での判決後にチッソ東京本社に乗り込んでいって，数日にわたる交渉を行った際の出来事である。この辺は土門典昭監督の水俣二部作に詳しい。因みに，MINAMATAにも，判決後のシーンで土門監督の映画の映像が一部用いられている。

さて，「入浴する智子と母」の写真は，水俣病の悲惨さとともに母親の深い愛情が一枚に凝縮された素晴らしい作品である。ただ，これはあくまで他人の視点であり，実際には家族からの要望を受けてアイリーン氏は一時この作品を封印していたらしい。家族の立場になってみれば既に数十年も前に天に召されている病弱の娘の裸体がいつまでも衆目にさらされることを良しとしないのは当然である。この写真の著作権はアイリーン氏にあるようであり，この映画でもクライマックスで用いられているが，この使用についてご家族のご意向はどのようなものであったかは少し懸念される点である。

以上，エンターテイメント性は決して高くないが，大変見応えのある，色々考えさせられる作品であった。そのような映画が好きな方にはお薦めします。

【引用：Yahoo映画「MINAMATA―ミナマタ―」】

７.Dailymotion・pandora・anitubeなどの違法投稿サイトは危険！

上記サイトの動画は違法にアップロードされている動画投稿サイトです。

これらの動画をダウンロードすることも違法となります。

ダウンロードと同時に自分の知らないうちにデータがアップロードされるケースもあり非常に危険なのです。

ウィルス感染の恐れもありますので、ダウンロード後や動画視聴後に後悔するはめになります。

上記、公的機関や法律相談所でも明記されてます。

利用後に、余計な心配の必要のない、しっかりとした動画配信サービス(VOD)で見ることが、結局、安心でお得なのです。

８.映画・海外ドラマにおすすめの動画配信サービス人気ランキング【ベスト5】

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９.映画・海外(韓国)ドラマ視聴におすすめ動画配信サービス5社の比較まとめ

映画・海外(韓国)ドラマを見るのにおすすめ動画配信サービスを気になる項目ごとに比較一覧表でまとめて解説していきます。

人気動画配信サービス5社の映画・海外(韓国)ドラマ作品数を比較

(作品数は各動画配信サービスで常時変動します。2021年10月調査時点のデータ)

人気動画配信サービス5社の動画配信ジャンル別比較

人気動画配信サービス5社の月額料金比較

人気動画配信サービス5社の特典比較

もっと詳しく、動画配信サービス(VOD：ビデオ・オン・デマンド)の比較を知りたい方のために、次の記事にてまとめているので、この機会にチェックしておきましょう！

【動画配信サービスどこがいい？】本当に満足できるVOD動画配信サービスの選び方を徹底比較検証！＜最新版2023年＞

「【動画配信サービス比較検証2023年最新版】動画配信サービスどこがいい？本当に満足できる動画配信サービスを徹底解説！」について、わかりやすく解説しているので、あなたにぴったりの動画配信サービス選びの参考にしてもらえれば嬉しいです。

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１０.動画配信サービスを利用している人の気になる動向！

ほとんどのスマホ対応の動画配信サービスの登録者は見たい動画だけを視聴して、すぐに解約してしまいます。

しかし、「見たい動画を見終わったら解約！」って、実はとてももったいないことをしています。

特に、U-NEXT(ユーネクスト)に登録してから31日間【MINAMATA―ミナマタ―】だけではなく、話題のドラマや映画、アニメなど、多くの作品が「無料視聴できる！」ので楽しまないと損しているのですよ。

実際に、U-NEXT(ユーネクスト)に登録することを決めた際は、とことん様々な作品を見ないのであれば、登録をオススメできません！

U-NEXT(ユーネクスト)は、「登録から31日以内に解約！」してしまえば、映画以外の海外ドラマ・国内ドラマやアニメ・バラエティ番組など、豊富なジャンルの見放題作を無料で楽しむことができるのです。

しかし、映画【MINAMATA―ミナマタ―】の動画が「いつまでU-NEXT(ユーネクスト)の配信対象になっているのか？」はわからないので、今すぐ登録して、映画【MINAMATA―ミナマタ―】の動画だけは見逃さないで視聴することがオススメです。

無料期間を利用して、映画【MINAMATA―ミナマタ―】の動画をまずは一気に見てしまいましょう！

とはいえ、映画【MINAMATA―ミナマタ―】をU-NEXT(ユーネクスト)で見るかどうかは、好きにしてもらって構いません。

登録から31日以内なら、いつでもどこでも無料で、映画【MINAMATA―ミナマタ―】を視聴できます。

さらに、たったの1分で簡単に解約できるので安心して試すせるのが「U-NEXT(ユーネクスト)」の魅力ともいえます。

１１.U-NEXTの動画をテレビで見る方法は？

U-NEXTの動画をストリーミングデバイスからテレビに接続して見る方法が便利です。

ストリーミングデバイスを簡単に言うと、テレビのHDMI端子に「ストリーミングデバイス機器」をつなげるだけで、様々な動画アプリが使えるようになります。

U-NEXTに対応している「ストリーミングデバイス機器」には、次の3種類があります。

それぞれストリーミングデバイス機器ごとに特徴があります。

しかし、購入後後悔しないのが『Amazon Fire TV』を選んでおいて間違いありません。

『Amazon Fire TV』がおすすめの理由について、解説していきます。

「U-NEXT TV」は、価格10,780円(税込)の割に対応アプリがU-NEXT関連のものとYouTubeだけなため利便性に欠けていると思いました。

「Chormecast」は、一端末で完結しないキャスト専用端末で、スマホやタブレットで再生したものをテレビに出力するものになっています。

「Chromecast」の方が便利だという人もいますが、実際に使った感想としては、一端末で完結していたほうが簡単で分かりやすと思いました。

上記の理由から「Amazon Fire TV」がテレビでU-NEXTを見るのに、一番最適だと思いました。

「Amazon Fire TV」は、価格面を見ると4,980円〜と決して安いものではありません。

しかし、「Amazon Fire TV」には、性能面で画質・音質ともに他のストリーミングデバイス機器に比べて優秀なので、動画をストレスなく楽しめます。

また、ストリーミングデバイス機器は長く使えるので、最初だから試しに安い機器を購入した後に、低品質の動画を見ることにつながります。

動画の画質が悪いからといって、何度もストリーミングデバイス機器を買い換えるとなると、いつの間にか「Amazon Fire TV」よりお金がかかっていたことに気づきます。

そこで、最初のストリーミングデバイス機器から「Amazon Fire TV」を選んでおいたほうがお得だったのではと気づきます。

１２.「【MINAMATA―ミナマタ―】映画が現在配信中の無料動画配信サービス比較情報・おすすめ10選を早見一覧表でまとめてわかる！｜テレビ放送予定で見逃した洋画をフル視聴するVOD方法」まとめ

「【MINAMATA―ミナマタ―】映画が現在配信中の無料動画配信サービス比較情報・おすすめ10選を早見一覧表でまとめてわかる！｜テレビ放送予定で見逃した洋画をフル視聴するVOD方法」について解説してきました。

いかがだったでしょうか？

ズバリ！映画【MINAMATA―ミナマタ―】をイッキ見する方法は、動画配信サービスの無料お試し期間を上手に活用することがポイントなのです。

昨今、一気に注目度が上がった動画配信サービスをまだ試していないならもったいないです。

現在、私が実際に映画・海外ドラマ・韓国ドラマをキレイな映像で楽しんでいる動画配信サービスは「U-NEXT(ユーネクスト)」です。

特に、映画や海外ドラマがどの動画配信サービスよりも充実している「U-NEXT(ユーネクスト)」が私的にはNo.1の動画配信サービスと言っても過言ではありません。

さらに、海外の人気シリーズドラマや韓国ドラマ・映画、アニメ・キッズ作品も充実しているので、個人的にも楽しめて、さらにお子さんやご家族で充実した動画配信ライフを過ごせるサービスなのでオススメです。

今すぐ、あなたのスマホ(スマートフォン)・パソコン(PC)・タブレットや大画面のテレビで、映画【MINAMATA―ミナマタ―】を安全に視聴できます！

映画【MINAMATA―ミナマタ―】が気になっていた、映画館で観ることができなかった、テレビ放送を見逃してしまった、DVDやBlue-ray を購入するのもちょっと、レンタルショップで借りに行くのが面倒な方にピッタリなのが動画配信サービス「U-NEXT(ユーネクスト)」の活用です。

まだ、映画や海外ドラマ好きで動画配信サービス「U-NEXT(ユーネクスト)」の無料体験を試していないなら、映画【MINAMATA―ミナマタ―】の視聴をきっかけに試してみてはいかがでしょうか？

もちろん無理強いはしません。

映画・海外ドラマ好きの中でも利用者急増中の動画配信サービスこそ「U-NEXT(ユーネクスト)」！！

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本ページの情報は2021年12月18日時点のものです。

現在は配信終了している場合もありますので、最新の配信状況・料金・キャンペーン等は、各公式サイト「U-NEXT(ユーネクスト)」「dTV」「hulu」「FOD PREMIUM」「ビデオマーケット」「Amazonプライムビデオ」「TELASA(テラサ)」「Netflix(ネットフリックス)」「TSUTAYA(ツタヤ)」「GEO(ゲオ)」「WATCHA(ウォッチャ)」にてご確認くださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました！

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