【日本のいちばん長い日】映画の無料動画配信情報｜テレビ放送予定で見逃した邦画をフル視聴する方法

映画【日本のいちばん長い日】の日本語吹替版・字幕版も含めて、Dailymotion・pandora等の違法サイトではなく公式の動画配信サービス(VOD)で安心して無料視聴できる方法を調査しました。

いきなり『結論』から言いますと、

本記事は、「【日本のいちばん長い日】映画を無料フル動画視聴する方法丨無料映画視聴におすすめVOD動画配信サービスはどこ？」について、わかりやすく解説しているので、映画視聴の参考にしてもらえれば嬉しいです。

そこで、本記事では、

など、上記の内容について徹底的にまとめています。

では、「【日本のいちばん長い日】映画を無料フル動画視聴する方法丨無料映画視聴におすすめVOD動画配信サービスはどこ？」について詳しく解説していきます。

１. 映画【日本のいちばん長い日】の動画が配信している動画配信サービス(ビデオ・オン・デマンド) はどこ？

映画【日本のいちばん長い日】の動画が配信している動画配信サービス(ビデオ・オン・デマンド)は、次の一覧表にまとめました。

※横幅がはみ出している部分は「横スクロール」して見てくださいね。

上記の動画配信サービス会社から配信されているかどうかの確認については、【見放題配信：○】【課金配信：●】【配信なし：×】で表記しております。

見放題とレンタル(PPV・課金・ポイント制)の違いは？

動画配信サービス(VOD)には、見放題とレンタル(PPV・課金・ポイント制)の動画作品がありますので、この機会に違いについて知っておきましょう。

２.映画【日本のいちばん長い日】のDVD・Blue-rayレンタル開始日はいつから？

大手2社のTSUTAYA(ツタヤ)とGEO(ゲオ)の映画【日本のいちばん長い日】のDVD・Blue-rayレンタルが開始されているか調べた結果は、次のようになっています。

３.映画【日本のいちばん長い日】のDVD・Blue-ray販売状況と開始日はいつから？

Amazon.co.jp: 日本のいちばん長い日 [Blu-ray] : 役所広司, 本木雅弘, 松坂桃李, 堤真一, 山﨑努, 原田眞人: DVD

Amazon.co.jp: 日本のいちばん長い日 : 役所広司, 本木雅弘, 松坂桃李, 堤真一, ...

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５.映画【日本のいちばん長い日】の見所・ストーリー(あらすじ)・出演の俳優と女優は？

【日本のいちばん長い日】は、1945年8月15日の知られざる真実を追ったノンフィクションを映画化！

【日本のいちばん長い日】の見所とストーリー(あらすじ)について、ネタバレにならない程度に少しだけさわりを紹介していきます。

【日本のいちばん長い日】の見所

【日本のいちばん長い日】の見所は、日本がポツダム宣言を受諾し、降伏へと至るまでに二転三転した道のりと、終戦前夜の事件を描く。

監督は「クライマーズ・ハイ」の原田眞人、共演は役所広司、本木雅弘ほか。

【日本のいちばん長い日】のストーリー(あらすじ)

1945年7月、連合国は日本に無条件降伏を求めるポツダム宣言の受諾を要求。

降伏か、本土決戦かの結論が出ないまま、同年8月、広島と長崎に相次いで原爆が投下される。

そんななか、終戦反対派の青年将校たちはクーデターを企てるのだが・・・。

【日本のいちばん長い日】のキャスト・スタッフの過去作品

【監督・脚本】
原田眞人
＜主な作品＞
・日本のいちばん長い日

【原作】
半藤一利
＜主な作品＞
・日本のいちばん長い日

【音楽】
富貴晴美
＜主な作品＞
・日本のいちばん長い日

【出演】
(阿南惟幾役)
役所広司
＜主な作品＞
・日本のいちばん長い日

(昭和天皇役)
本木雅弘
＜主な作品＞
・日本のいちばん長い日

(畑中健二役)
松坂桃李
＜主な作品＞
・日本のいちばん長い日

(阿南綾子役)
神野三鈴
＜主な作品＞
・日本のいちばん長い日

(阿南喜美子役)
蓮佛美沙子
＜主な作品＞
・日本のいちばん長い日

(井田正孝役)
大場泰正
＜主な作品＞
・日本のいちばん長い日

(東條英機役)
中嶋しゅう
＜主な作品＞
・日本のいちばん長い日

(秋富役)
渡辺大
＜主な作品＞
・日本のいちばん長い日

(阿南惟晟役)
三船力也
＜主な作品＞
・日本のいちばん長い日

キムラ緑子
＜主な作品＞
・日本のいちばん長い日

【日本のいちばん長い日】の作品詳細

【原題】日本のいちばん長い日
【制作国】日本
【制作年】2015年
【ジャンル】歴史戦争ドラマ

６.映画【日本のいちばん長い日】の世間の感想や口コミ評価は？(ネタバレあり)

【誰もが “真の国体護持” を考え抜いた】
今は亡き自分の母が、
昭和天皇が崩御された時、とても悲しんでいたので、
その理由を聞いたことがある。

「 私たちの世代は、いつも天皇陛下とともにあったから、、、 」

原作を読んで、一番印象に残った一文も、
八月十五日の早朝、これから玉音放送が流れるという予告放送が流れた時の台詞↓
＝＝＝＝＝＝＝
「 ここで天皇陛下が、朕とともに死んでくれとおっしゃったなら、みんな死ぬわね 」と、妻が言った。 私もその気持ちだった。
＝＝＝＝＝＝＝

そんな時代だったのだ。
一丸となって戦争に突き進んできたことも、本作で描かれた出来事も、
決して避けて通れない道だったのだと思う。

この映画に何回も出てくる言葉、
当時の万民に通じていた理念　“国体護持”　↓

『 万物の所有はみな天皇に帰するがゆえ、国民は等しく報恩感謝の精神に生き、天皇を現人神（あらひとがみ）として一君万民の結合を遂げる 』

しかし、敗戦終結という、日本が経験したことのない転機を受容するにあたり、
二つの　“国体護持”　が対立してしまう。

１、国体護持の存続を条件とし、戦争の終結を受け入れる
２、形式的に残る国体護持など、言語道断である（断じて戦う）

皆が必死に国体護持に向き合った “日本のいちばん長い日” 。

クーデターを起こそうとする側も、 “真の国体護持” を必死に考え抜いていた。
増して軍は建軍以来、敗戦を知らず、
陛下を奉じて戦えば、たとえ全滅してもそれは敗北ではないと教育されてきた。

歴史上、始まって以来の敗戦の時をどう迎えればいいのか、誰にも分からず、、、
軍は、どう神州不滅に確信を持って、美しく滅んでいくことができるのかを考えた。

自分が今作で一番注目した人物は、クーデターを起こそうとした中心人物の一人、畑中少佐。

岡本喜八監督の同名作では、黒沢年男（畑中少佐役）のあまりの怪演ゆえ、常軌を逸した悪役に見えてしまったが、本作の松坂桃李演じた青年将校の姿は自然体で、より事実に近かったのではないだろうか。

畑中少佐、椎崎中佐らの行いは、過激行動ではあったが、
強靭な精神力と、純粋なる祖国愛をもっての行動であり、
自らも勇敢でありたいと、彼らの行動を黙認した軍人も沢山いたという。

この物語には、たった24時間のうちに、沢山の　“ もしも”　があった。

もしも、
・詔書字句の審議が、もう少し長引いていたなら
・畑中少佐によるラジオ局の占拠、放送が成功していたら
・玉音盤が見つかっていたなら　　など。

多くの枝分かれのうち、ひとつでも間違った方向に向かっていたなら、
日本は崩壊していたかもしれず、、、

日本の歴史史上、これほど短時間に 破滅への分岐点 が集中したことは、おそらく無いと思われ、
“日本存続”　という方向に道が開けたことに、心を揺さぶられずにはいられない。

戦後70年、今、日本は、新たな分岐点を迎えている。
そして正しい道を見据えるべく、国民一人一人の智見が求められている。

当時は、皆が　“国体護持”　を望みつつ、対峙した。
現在は、皆が　“平和”　を望みつつ、対峙している。

同じ方向を向いていても岐路の選択を誤ると、破滅の危険があるということ。

本作で描かれた 二つの “国体護持” の対立は、
“原則論”　対　“内面的心情論”　の争いでもあった。

日本が平和国家への道を歩むためには、、、

“心情倫理” や 体裁 に左右されず、 “原点” に立ち返って考えなければならないことを、
この映画は諭しているように思えてならない。

【岡本喜八版との比較は愚かです。】
この作品を見終わって、しばらく席を立つことができませんでした。少し時間をおいて見て、やはり強い感銘を受けました。日本映画で初めて昭和天皇の人物を正面から捕え、高貴で誠実な存在として演じ切った本木雅弘さんの演技、描き切った原田監督の演出力の一点だけでもすごい。「太陽」のイッセー尾形さんとは大違いです。山﨑努さんの鈴木首相も素敵でした。役所さんの軍人姿は「ローレライ」や「山本五十六」など失望した作品ばかりなので、最初はかなり引いて見ていた気がします。しかし、後半ぐいぐいと引き込まれ、岡本喜八監督の「日本のいちばん長い日」ではわからなかった阿南陸相の「ふたつの相反する心」の葛藤が伝わって来ました。

本日、たまたまこのサイトを覗いたところ、意外に低いスコアに首をかしげてしまいました。岡本作品絶対支持の人々の作品否定が大きいのですね。それほど岡本作品は偉大だったのかと思い、十数年ぶりに見直してみました。

単純な言い方をすれば、岡本作品と原田作品は全くの別物ですね。岡本作品は話自体をほぼ一日にしぼっています。その一日の出来事は、ナレーションと場所人名字幕の洪水でドキュメンタリー風ですが、議論もアクションもどこか劇画的です。それは多分、製作された時代のせいでしょう。マカロニ・ウェスタンやらやくざ映画、残酷劇画がはやっていたなあという記憶がわたしにもかすかにあります。アクションは血涙飛び交う大騒ぎにすべしという風潮がありました。ですから、今回、岡本作品を見直して芝居の大袈裟なことに正直、驚き、疲れました。こういった誇張は当時でも辟易する人はいたでしょうし、１９４５年の人間像をリアルに描いていたとは思えません。原田作品は、そういう誇張をすべて捨て去り、真摯に１９４５年４月から８月までの人間の奥深いものをえぐり出していると思います。スタイルも違えばテーマも違う。

岡本作品の熱狂的支持者の中で、いちばん「お役立ち度」の高いコメントを読んで、随分違った解釈もあるものだと驚いた点をいくつかあげておきます。

原田作品への批判として「青年将校が阿南陸相を尊敬していない」というものがありました。わたしなどは、岡本作品では阿南陸相と青年将校のつながりが弱いと思い、原田作品ではその点が存分に描かれていると思いました。

松坂桃李さんの畑中少佐は、まるで、阿南陸相の戦死した次男のようにも思えます。そういう将校を育てた阿南陸相の気持ち、戦いたい自分の気持ちをある意味代弁している畑中への愛情といったものが、ひしひしと胸に迫りました。

井田中佐の大場泰正さんは、初めて見る役者さんですが、岡本版ではニヒルにかっこいい牢人者という印象だけだった高橋悦史さんと違って、なぜ皆から頼りにされるのか、今回初めて理解できました。井田の弁論のさわやかさとたたずまいの端正さは、畑中の純粋一途な個性と一対になって素晴らしいものだったと思います。このふたりを中心とした将校たちと阿南陸相の「繋がり」にわたしは心を打たれました。この原田版畑中を「テロリストでしかない」と断定する見方には仰天しました。黒沢年男さんが演じた畑中は「狂気の軍人」でした。戦争を体験し反戦を訴える岡本監督としては、本土決戦派の将校たちは狂気の象徴であったのかもしれません。ただし、畑中少佐の遺族が、あのような描写に猛抗議したという噂もあります。それが事実だとしたら、今回の人間味あふれる畑中少佐の描写には遺族の方々も、もし見る機会があれば、納得されるのではないでしょうか。

同じことは今回、松山ケンイチさんが演じたゲスト的な佐々木大尉にも言えると思います。岡本支持者は「冗談、観客をバカにしている」と書いていますが、わたしは観客として「バカにされた」とは思いません。色々本を読んでみても、佐々木大尉というのは、こういうゆるい人だったのだろう、と思った次第です。玉音放送のあと、佐々木大尉は自決もせず逃げおおせ、それなりに安泰の人生を歩んだようです。彼が率いた高校生たちは出頭して数ヶ月服役しているのに比べ、なんといい加減な男であったのか、と思います。こういういい加減な軍人もいて、それらが本土決戦を主張していたという怖さは、原田作品から伝わって来ます。

今の時代ゆえに生まれて来た、日本映画では稀に見る「戦争と人間の歴史」を描いた記念碑的な名作を、個人的感傷で否定する見方に強い違和感を覚えたので、このように長い投稿になってしまいました。最後までお読みくださりありがとうございます。書いているうちにまた、昭和天皇や貫太郎さんや阿南陸相や畑中少佐や井田中佐や綾子さんや絹子さんや一言の通信兵に逢いたくなりました。ヴェラ・リンの歌も聞きたいです。きょうこれから三回目の「日本のいちばん長い日THE EMPEROR IN AUGUST」の観賞に行ってきます。

【日本人を『永遠のゼロ』にしないための映画】
まず冗談だが、『永遠のゼロ』を国語辞典で引くと、2つの意味がある。(1)太平洋戦争末期の特攻作戦を描いた、百田氏原作の小説および映画。(2)自分または自分たちの歴史や失敗から何も学ばず、永遠に進歩がゼロの人または集団・国民。

(1)は、特攻隊員が自殺攻撃命令に殉ずる体制の厳しさを描きヒットした。しかし、そうした個人や言論の自由を押しつぶす歴史をよく学んだはずの小説家が、「（保守）政権を批判する新聞はつぶせ」と暴言（その他数々）を述べることは、(2)の定義を満たしている。

さて、私たちが近い過去の歴史から学んで、進歩するために、映画も貢献してきた。そのためには、映画は第二次大戦（およびその原因となった日中戦争など）の次のような面に目をつぶらず、しっかり描くことがたいせつだ。
Ａ　戦争の悲惨さ、残酷さ（日本人にとって）
Ｂ　戦争の悲惨さ、残酷さ（相手側国民にとって）
Ｃ　戦争をめぐる、政府や軍の複雑な意思決定過程と議論
Ｄ　世論や報道を誘導、統制した政府や軍の強権

本作品『日本のいちばん長い日』のテーマは、1945年夏の日本政府の意思決定だ。ここは歴史学でも（日中戦争や1941年の対米英開戦の経緯と比べて）史料も多く見解もほぼ一致しているので、誠実に造れば、多くの人の勉強になる映画になるだろう。少なくとも上のＡとＣは含むだろうし、うまくいけばＤも描かれるかもしれない（名作映画の『軍閥』『少年Ｈ』のように）。Ｄが弱ければ、日本はもっと早く戦争を終わらせる決定ができただろう。

さらに、政治学の視点からは、本作品が次のような微妙な問題をどう扱うかが、興味深い。
・連合国のポツダム宣言が、「日本を植民地にする意図はない」などと述べかなりフェアであった事実を紹介するか。
・にもかかわらず降伏（終戦）の決定が遅れた原因をどう説明するか。「軍の責任を追及する」というポツダム宣言の条項にとくに陸軍が反発したという説も有力だが、陸軍をどの程度「悪者」にするか。
・国民を救いたいという天皇の「聖断」も重要だが、それを準備した、良心的な政治家たちの苦心や準備工作も十分描く必要がある。
・本土決戦構想は、勝算もなく国民の犠牲を全く顧みない無責任なものだったが、これをどのように紹介するか。
・戦争の最終局面での、国民の受難や厭戦気分、それに対する取り締まりをどの程度描くか。
・終戦の決定と直接関係しないが、太平洋戦争がおもに日本の責任で起こった（日本の中国への侵略戦争→米英の厳しい経済制裁→米英への軍事攻撃）という歴史を、解説するか。

ドイツと違い、いまだに保守（右派）とリベラルのあいだで自国の戦争への評価が分かれる中で、こうした歴史映画を作られたスタッフの方々に、敬意を表します。

【岡本喜八版に比べて貧弱すぎる】
今回の原田眞人版が真面目な視点で戦争を描いた事は評価しますが、昭和４２年に公開された岡本喜八版と比べたら貧弱さは隠しようもなかったです。

「日本のいちばん長い日」とくれば誰だって喜八版と比較してしまいます。
私みたいな意地の悪い観客は重箱の隅を楊枝でほじくるぐらいで酷評しますからね・・・

ところで主演の阿南陸相を演じた役所広司がある雑誌で”実感としては喜八版には及ばない”と率直に認めています。原田版では喜八版では慎重かつ遠慮気味だった昭和天皇をクローズアップするなど新しい視点は確かにあった。

しかし、８１５事件に関する映画として絶対的評価のある喜八版と同じテーマを描く以上、もう少し頑張って欲しかったと感じます。少し厳しい言い方だが自分の予想以上に原田版は力量不足で到底納得出来ない内容だった。

喜八版は何十年経ってもトラウマとして脳裏に刻み込まれるが原田版は何日か経てば内容も配役陣も忘れてしまう、それぐらい軽く薄く中身が無い。喜八版をよく知る観客はおそらく受け入れられないだろう。

喜八版と原田版に最大の差異は”戦争を知っているか、どうか”です。
戦争や軍隊を知っている世代が撮った映画と知らない世代が撮った映画の差が如実に出てしまっています。喜八版が製作された昭和４２年頃は映画界にも戦争や軍隊経験者が多く演技指導など不要な時代だった。私は喜八版は３０回は観ておりセリフまで覚えてしまったほどのカルトなので当然、原田版には不満続出です。逆に言えば戦争を知らない世代がもっと深く勉強して戦争を知っている世代が撮った喜八版に対抗出来る作品を撮って欲しい、と心の中では期待してはいたのですが、やはり予想通り駄目でしたね。

終戦の詔書の文言を巡るやり取り、畑中少佐らによる森近衛師団長殺害事件、反乱軍の宮城占拠の一部始終など原田版は演出も不十分、映像に重厚感が感じられず喜八版を見た観客にすれば拍子抜けさせられてしまいます。

※私が特に気なった点
・青年将校達が阿南陸相を尊敬していない。喜八版や新東宝「日本敗れず」では青年将校達が阿南陸相を心底から尊敬・信頼しておりそれが阿南陸相の存在感を際立てた。

・米内海相、東郷外相、森師団長、不破近二長の存在感が薄すぎ。
私は終戦の詔書を巡る阿南陸相と米内海相の熱い激論を期待していたのに・・・

・喜八版の重要な演出に”汗”があった。
青年将校の軍服が汗塗れで昭和２０年８月の暑さを見事に表現していた。最近の研究では御文庫付属防空壕では冷房が効いていたらしいのだがそれ以外の地域では冷房なんかあるわけがない。だが、原田版では汗の演出はほとんどなく軍服が似合わないイケメン俳優達は涼しい顔していた。また、油が切れた自転車のキーキーという音も戦局悪化し追い詰められた日本の状況がよく出ていたが原田版ではそのような演出はない。

・原田版の畑中少佐はテロリストでしかない。その証拠に森師団長を殺害する際、何の躊躇いもなく冷たい視線で射殺している。これでは畑中少佐に感情移入など出来ない。

・松山ケンイチが演じた佐々木大尉は冗談・・？、観客馬鹿にしてるでしょう（怒

・玉音版守った徳山侍従のエピソードに関しても何も触れていない。

喜八版は天皇の録音が行われている瞬間に特攻機が出撃するシーンが描かれていた。あと数時間、出撃が遅かったらあの若者達は死なずに済んだ、彼らが生き残っていれば戦後日本の復興にどれだけ貢献出来ただろう・・、と涙してしまう件だった。だが、そのような感動的シーンは原田版にはなかった。

戦争映画は時代が経つにつれて貧弱になっていく。
「ローレライ」や「真夏のオリオン」なんて萌え系、ラブロマンス優先で唖然としたが今回の原田版は真面目に撮った分まだマシだったと言えるのかもしれない。まぁ、戦争経験者がリアルに戦争映画を撮るような時代は日本国民にとって不幸ですからね。これはこれで日本が平和な証拠なのだろう。

補足
１）松山ケンイチ演じる佐々木大尉はモーゼルC96を持っていた。
モーゼルC96はドイツ製で中国にも大量に輸出されていた。日本軍でも中国軍より鹵獲しモ式大型拳銃の名で使用されていた。ここはかなりマニアックな演出だった。

２）岡本喜八版「日本のいちばん長い日」が公開されたのは昭和４２年。
更にその１３年前の昭和２９年に新東宝で「日本敗れず」という映画が製作された。喜八版は事実上、「日本敗れず」のリメイクと言える内容であった。戦後間もなく撮影されたこの映画も一見に値するのでこの機会にDVDでご覧下さい。

３）喜八版で黒沢年男が演じた畑中少佐はかなり強硬な青年将校として描かれたが実在の畑中少佐は知的な紳士だったとされる。

【力作だが、心に響かず、学ぶに足らず】
俺的邦画男優NO.1の役所広司主演、一番好きな監督である原田眞人作品であるから、この夏一番の邦画期待作として鑑賞。

が、しかし期待したほどではなかったというのが正直な感想。

《物語》
昭和20年4月の鈴木貫太郎内閣組閣から物語は始まるが、大半は8月6日～15日までの期間の物語。その間の内閣、昭和天皇、そして陸軍参謀本部（？）の若手将校の終戦に至る過程での苦悩、葛藤が描かれる。　なかでも鈴木首相（山崎務）、阿南陸軍相（役所広司）、昭和天皇（元木雅弘）、若手将校畑中（松坂桃李）に焦点が当てられる。

《感想》
力作ではあると思うし、役者の演技や舞台・演出の重厚さには文句は無い。
では、何が物足りなかったか？

まず、観ていて物語に引き込まれることが無かった。　その理由を振り返って考えてみると、自分の歴史認識の乏しさにも起因するのだが、「これ、どこまで史実で、どこからフィクションなんだ？」ということが頭から離れなかった。

なぜそう思ったかと言うと、若手将校畑中は史実的イメージの範疇なのだが、内閣あるいは昭和天皇はきれいごと過ぎるように感じられたからだ。多少の意見の対立は描かれるものの、登場人物（内閣）が皆物分かり良すぎると感じた。

安易な俺は知らないことは何でもWIKIで調べる（WIKIがどれだけ正確か分からないけど）のだが、

フムフム鈴木首相は最初から和平派で、阿南陸相は諸説があるが、表面は抗戦派を装いながらも本音は和平の実現に協力したというのが通説か。米内海軍相も和平派か。

それが正しいとすれば確かに主要な閣僚は和平に賛同していたのか。もし、そうだとしたらなぜもっとさっさと終戦できなかったのか？　4月の組閣以降1カ月でも早く終戦に持ち込むことができたなら、原爆投下も無ければ、特攻の犠牲者も減らすことができだろう。

そこには軍部を中心とする閣僚外の抵抗勢力が強かったに違いないが、そこをもっと深く描いて欲しかった。描き方が表面的で弱かったと思う。　抵抗勢力が居たというだけでなく、彼らが「なぜそういう主張をしていたか」を俺は描いて欲しかった。　後から振り返れば誰もが誤っていたと考える彼らを「バカな奴」としか考えなかったら、また同じ過ちを繰り返す恐れがあると思うからだ（誰しも自分がバカだと思わない）。

抗戦派の人がそういう考えを持つに至った理由や理屈があるはずだ。　彼らが受けた教育、育った環境、経歴、あるいは当時の諸外国の動向や社会情勢等々。　国や軍を引っ張った有能な人達がその考えに至ったのには、一般庶民が洗脳されたのとは違うはずだ思うのだ。「人はどんな状況に置かれたら、そういう考えに陥ることがあるのか」ということを描き、「そういうところに気をつけなければ我々もいつまた同じ過ちを繰り返すかわからない」ということを気付かせてくれる作品にして欲しかった。

現代の若者が（歴史認識無く）この映画を観ても「畑中みたいな未熟な将校がいたんだ」にとどまり、「彼の考えにも確かに一理あるように思える」とか「彼が生きて来た中で積み上げて来た思考回路では、こういう結論が導き出されるのも道理だ」と思い、状況によっては自分も同じような落とし穴に嵌る危険性を感じ、自分を戒める人はいないのでは？

つまり、戦争を起こした人、推進した人達を悪人とかバカとか考えていたら学びがなく、その人達（特に指導層の人）はなぜそのような考えに至ったかを知ることこそが学びであり、大事なことだと思うのだ。

昭和天皇に関しては、国民のことしか考えていない聖人君子のように描かれるが、本当か？
そういうことも言ったかも知れないが、どうせ描くならもっと人間味あふれる描写も欲しかった（例えば、ある時点では終戦後の自分の扱いに恐れ慄いていたが、ある時点で腹をくくったとか、人間だからあったと思う）。あれでは北朝鮮が君主を神様のように崇めているのとあまり変わらないと思う。　ああしか描けないというなら、それこそ危険な社会だ。

人間描写だけでなく、戦局の描写もあまりにも淡々と報告されるだけなのも気になった。最たるものが原爆投下。普通の地方都市の空襲程度のような極めて淡白な描写だ。原爆についてはさすがに当時の内閣に大きな衝撃を与えたのではないのか？　それが終戦選択を後押ししたと思うのだが？　　内閣の人々の顔色が変わるとか、その日を境に抗戦派の発言は急に少なくなるみたいなことって、無かったのか？

ということで、どうも感じることが少なかった。これを観て俺は登場人物に感動することも無ければ、平和堅持のために学ぶことも無かった。

役所広司、山崎務を初め、役者は頑張っていたので★３としておきます。

【引用：Yahoo映画「日本のいちばん長い日」Yahoo映画「日本のいちばん長い日」】

７.Dailymotion・pandora・anitubeなどの違法投稿サイトは危険！

上記サイトの動画は違法にアップロードされている動画投稿サイトです。

これらの動画をダウンロードすることも違法となります。

ダウンロードと同時に自分の知らないうちにデータがアップロードされるケースもあり非常に危険なのです。

ウィルス感染の恐れもありますので、ダウンロード後や動画視聴後に後悔するはめになります。

上記、公的機関や法律相談所でも明記されてます。

利用後に、余計な心配の必要のない、しっかりとした動画配信サービス(VOD)で見ることが、結局、安心でお得なのです。

８.映画・海外ドラマにおすすめの動画配信サービス人気ランキング【ベスト5】

【ランキングNo.１】U-NEXT(ユーネクスト)

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９.映画・海外(韓国)ドラマ視聴におすすめ動画配信サービス5社の比較まとめ

映画・海外(韓国)ドラマを見るのにおすすめ動画配信サービスを気になる項目ごとに比較一覧表でまとめて解説していきます。

人気動画配信サービス5社の映画・海外(韓国)ドラマ作品数を比較

(作品数は各動画配信サービスで常時変動します。2020年3月調査時点のデータ)

人気動画配信サービス5社の動画配信ジャンル別比較

人気動画配信サービス5社の月額料金比較

人気動画配信サービス5社の特典比較

もっと詳しく、動画配信サービス(VOD：ビデオ・オン・デマンド)の比較を知りたい方のために、次の記事にてまとめているので、この機会にチェックしておきましょう！

【動画配信サービスどこがいい？】本当に満足できるVOD動画配信サービスの選び方を徹底比較検証！＜最新版2023年＞

「【動画配信サービス比較検証2023年最新版】動画配信サービスどこがいい？本当に満足できる動画配信サービスを徹底解説！」について、わかりやすく解説しているので、あなたにぴったりの動画配信サービス選びの参考にしてもらえれば嬉しいです。

iotmafia.com

１０.動画配信サービスを利用している人の気になる動向！

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１１.U-NEXTの動画をテレビで見る方法は？

U-NEXTの動画をストリーミングデバイスからテレビに接続して見る方法が便利です。

ストリーミングデバイスを簡単に言うと、テレビのHDMI端子に「ストリーミングデバイス機器」をつなげるだけで、様々な動画アプリが使えるようになります。

U-NEXTに対応している「ストリーミングデバイス機器」には、次の3種類があります。

それぞれストリーミングデバイス機器ごとに特徴があります。

しかし、購入後後悔しないのが『Amazon Fire TV』を選んでおいて間違いありません。

『Amazon Fire TV』がおすすめの理由について、解説していきます。

「U-NEXT TV」は、価格10,780円(税込)の割に対応アプリがU-NEXT関連のものとYouTubeだけなため利便性に欠けていると思いました。

「Chormecast」は、一端末で完結しないキャスト専用端末で、スマホやタブレットで再生したものをテレビに出力するものになっています。

「Chromecast」の方が便利だという人もいますが、実際に使った感想としては、一端末で完結していたほうが簡単で分かりやすと思いました。

上記の理由から「Amazon Fire TV」がテレビでU-NEXTを見るのに、一番最適だと思いました。

「Amazon Fire TV」は、価格面を見ると4,980円〜と決して安いものではありません。

しかし、「Amazon Fire TV」には、性能面で画質・音質ともに他のストリーミングデバイス機器に比べて優秀なので、動画をストレスなく楽しめます。

また、ストリーミングデバイス機器は長く使えるので、最初だから試しに安い機器を購入した後に、低品質の動画を見ることにつながります。

動画の画質が悪いからといって、何度もストリーミングデバイス機器を買い換えるとなると、いつの間にか「Amazon Fire TV」よりお金がかかっていたことに気づきます。

そこで、最初のストリーミングデバイス機器から「Amazon Fire TV」を選んでおいたほうがお得だったのではと気づきます。

１２.「【日本のいちばん長い日】映画を無料フル動画視聴する方法丨無料映画視聴におすすめVOD動画配信サービスはどこ？」まとめ

「【日本のいちばん長い日】映画を無料フル動画視聴する方法丨無料映画視聴におすすめVOD動画配信サービスはどこ？」について解説してきました。

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本ページは2020年4月25日時点の情報です。
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