【凶悪】映画の無料動画配信情報｜テレビ放送予定で見逃した邦画をフル視聴する方法

映画【凶悪】の日本語吹替版・字幕版も含めて、Dailymotion・pandora等の違法サイトではなく公式の動画配信サービス(VOD)で安心して無料視聴できる方法を調査しました。

いきなり『結論』から言いますと、

本記事は、「【凶悪】映画を無料フル動画視聴する方法丨無料映画視聴におすすめVOD動画配信サービスはどこ？」について、わかりやすく解説しているので、映画視聴の参考にしてもらえれば嬉しいです。

そこで、本記事では、

など、上記の内容について徹底的にまとめています。

では、「【凶悪】映画を無料フル動画視聴する方法丨無料映画視聴におすすめVOD動画配信サービスはどこ？」について詳しく解説していきます。

１. 映画【凶悪】の動画が配信している動画配信サービス(ビデオ・オン・デマンド) はどこ？

映画【凶悪】の動画が配信している動画配信サービス(ビデオ・オン・デマンド)は、次の一覧表にまとめました。

※横幅がはみ出している部分は「横スクロール」して見てくださいね。

上記の動画配信サービス会社から配信されているかどうかの確認については、【見放題配信：○】【課金配信：●】【配信なし：×】で表記しております。

見放題とレンタル(PPV・課金・ポイント制)の違いは？

動画配信サービス(VOD)には、見放題とレンタル(PPV・課金・ポイント制)の動画作品がありますので、この機会に違いについて知っておきましょう。

２.映画【凶悪】のDVD・Blue-rayレンタル開始日はいつから？

大手2社のTSUTAYA(ツタヤ)とGEO(ゲオ)の映画【凶悪】のDVD・Blue-rayレンタルが開始されているか調べた結果は、次のようになっています。

３.映画【凶悪】のDVD・Blue-ray販売状況と開始日はいつから？

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４.映画【凶悪】のフル動画で無料視聴できる方法のコツは「U-NEXT(ユーネクスト)の31日間無料視聴」を活用でスッキリ解決！

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５.映画【凶悪】の見所・ストーリー(あらすじ)・出演の俳優と女優は？

【凶悪】は、山田孝之、ピエール瀧、リリー・フランキーほか豪華共演による衝撃のサスペンス！

【凶悪】の見所とストーリー(あらすじ)について、ネタバレにならない程度に少しだけさわりを紹介していきます。

【凶悪】の見所

【凶悪】の見所は、故・若松孝二監督に師事した白石和彌監督がメガホンを取り、日本を震撼させたノンフィクションを映画化。

徐々に明らかになる恐るべき殺人事件の真相に戦慄する。

【凶悪】のストーリー(あらすじ)

ある日、雑誌「明朝24」の編集部に1通の手紙が届く。

それは獄中の死刑囚・須藤による、まだ白日の下にさらされていない殺人事件についての告発だった。

ジャーナリストの藤井は、彼の証言の裏付けを取るうちに事件にのめり込んでいき・・・。

【凶悪】のキャスト・スタッフの過去作品

【監督・脚本】
白石和彌
＜主な作品＞
・凶悪

【原作】
新潮45編集部
＜主な作品＞
・凶悪

【脚本】
高橋泉
＜主な作品＞
・凶悪

【製作】
鳥羽乾二郎
＜主な作品＞
・凶悪

十二村幹男
＜主な作品＞
・凶悪

【音楽】
安川午朗
＜主な作品＞
・凶悪

【出演】
(藤井修一役)
山田孝之
＜主な作品＞
・凶悪

(須藤純次役)
ピエール瀧
＜主な作品＞
・凶悪

(藤井洋子役)
池脇千鶴
＜主な作品＞
・凶悪

(五十嵐邦之役)
小林且弥
＜主な作品＞
・凶悪

(日野佳政役)
斉藤悠
＜主な作品＞
・凶悪

(佐々木賢一役)
米村亮太朗
＜主な作品＞
・凶悪

(遠藤静江役)
松岡依都美
＜主な作品＞
・凶悪

(牛場悟役)
ジジ・ぶぅ
＜主な作品＞
・凶悪

(芝川理恵役)
村岡希美
＜主な作品＞
・凶悪

外波山文明
＜主な作品＞
・凶悪

【凶悪】の作品詳細

【原題】凶悪
【制作国】日本
【制作年】2013年
【ジャンル】犯罪サスペンス

６.映画【凶悪】の世間の感想や口コミ評価は？(ネタバレあり)

【その辺の日常にある狂気という猛毒】
実話に基づくフィクション
「凶悪」 という端的なタイトル
陰影が不気味な表情のポスター
そんなエキセントリックな宣伝にそそられ
足を運んだ試写会＆舞台挨拶だった

山田孝之、リリー・フランキー、ピエール瀧、池脇千鶴、白石監督
みな口々に、どんよりするし重苦しく
それでいて脚本が魅力的で、見応えある骨太映画と主張する
彼らは、重苦しい映画だと、これから観る観客に気を使って
明るく伝えてくるように見えた

「アウトレイジ」「悪の教典」なスタイリッシュで非日常な暴力は
リアリティ乏しく、所詮フィクションと割り切れる
ところが本作は、生活感が濃い
生々しい描写が日常と混ざって、暗部に引き込まれていく
最近の邦画にはなく、同業者の評判も相当いいらしい

このテイスト「チェイサー」「殺人の追憶」な韓国映画に近い
カタルシスのない絶望感、躊躇の見えない暴力
力強い描写が焼きつくほど強烈だ

この映画も同じで、驚くほど各シーンをよく覚えている
濃密な空気感は、オープニングの殺人から画面に充満して
ラストまで一切薄まることなく、張りつめられたせいだろうか

何が起こるか、恐ろしい犯行を隠れて息潜めて覗いている気分だ
どんよりと重苦しく、明るいところなどまるでなく後味は悪い
だが後述する山田孝之の言うとおり、観るべき映画だった

死刑囚 須藤 純次は、雑誌記者藤井に告白する
隠している殺人が３件があり
首謀者はシャバでまだ暮らしている“先生”と呼ぶ男
そいつを告発したい、と

告発は、より死刑になる可能性を高める
それでも告発した理由は何故か？
この男が言うことは本当か？
そんな完全犯罪は可能なのか？

告発に基づき、真実を求め調べ始める藤井
果たして真相に辿りつけるか、という話だ

時系列が前後し、フィクション部分も盛り込まれ
工夫がされたサスペンスとして、とても観やすい
序盤と終盤は、真実を追う藤井の視点で
事件を描く中盤は、純次くんの視点で描かれる

まず印象に残るのは二人

ピエール瀧演じる死刑囚“純次くん”
彼に関わっていないことを、心底幸せに思わせるほどに恐ろしい
計算、打算の無い剥き出しの欲望と暴力に、観ているだけで屈服した
「あまちゃん」の寿司屋役といい、なかなか演技に幅がある

対象的なリリー・フランキー演じる“先生”
悪党を飼いならす才覚を持ちながら
純次くんには僅かに見える、人情めいたものは欠片もない
優しい言葉も、飄々とした薄ら笑いも胸糞悪い
全ては、欲望を満たすための手段だからだ

先生が言うように、二人は足りないものを保管し合う関係
関わったら最後、待っているのは破滅だけ
純次を慕った舎弟も、先生に助けを求めた奴も末路は悲惨だ

信頼されたい、信用されたい純次くんが暴力に頼るも
結局作り得ない、悲哀も感じさせる
先生は、そんな純次くんをも手なづける
薄ら笑いに覆われた狡猾な狂気に、妙な魅力すら感じさせられる

ジャーナリスト藤井もその一人か
関わったがために、真相追究に引きづり込まれ自らの家庭を顧みない
山田孝之の押さえ目な演技が心地よい

この藤井家の描写は秀逸
単なるアクセントかと思っていたが
鍵となる先生の保険金殺人との共通点を持たせ
それぞれの答えを対比するように並べるのだ
これから増える避けられない“それ”を問題提起し
人ごとじゃないんだぜ、と観客にぶつけてくる

所詮作りものと安心したがると
蹴りを入れるように実話に基づくことを思い出させ
どんよりした映画の世界に戻される

そんなことを繰返す

細かい糸口を積み重ねる藤井の丁寧な検証に対し
先生と純次くんは、大胆で容赦ない
命を大切に思うか、そうでないか
彼らの気質が、行動に露わになっている

しかし、そんな藤井もだんだん変化していく
彼を駆り立てるものは何か
ジャーナリストの本能？正義感？良心？ 被害者の救済？
そんな言葉で語れるほど、単純なものではなさそうだ

ラスト、ある人物が藤井に投げかけた言葉を反芻し
その心情を何度も推し量った

狂気は関わった人間に伝搬され、変化をもたらす
しかも、徐々に自分でも気づかぬうちに、その毒は全身に回ってくる
感染から逃れることなどできるのだろうか
先生、純次くん、藤井、その妻
彼らの心境を考えすぎると、暗い深みにハマりそうになる

舞台挨拶において
白石監督は充実感を見せ、怖さも含めて映画として楽しんで欲しいと述べ
テンション低い山田孝之は急に色をなして
「観ないでどうする、ぜひ見て、ていうか見ろ、馬鹿野郎！」と言い
リリー・フランキーは、どんよりしながら誰かと語りたくなる映画と評し
ピエールは、撮影合間は明るくしないとナーバスになってしまうと語った

鑑賞後、彼らの言う意味がよく判った

【欲望の殺意、怒りの殺意、社会正義の殺意】
２００５年、ある死刑囚が茨城県警に上申書を提出したことで３件の殺人事件が明るみになり、首謀者逮捕に至った。
その死刑囚を証人として出廷させる異例の裁判の末、首謀者には無期懲役が言い渡された。
また死刑囚に対しては自首が認められて懲役２０年。
と言っても死刑囚に対しては無意味な判決である。
また３件のうち立件できたのは１件のみで、首謀者に下された判決は無期懲役だった。
本作はそのいわゆる「上申書殺人事件」に基づいたものである。

実際の事件を元にした作品は最近では「冷たい熱帯魚」があった。
言葉が違うかもしれないが、多少のエンターテイメント性のようなものがあったと思える「冷たい熱帯魚」に対して、本作にはそういったところは皆無。
事件の詳細とそれを追う記者の姿が克明に描かれている。

最高裁に上告中の未決死刑囚・須藤（ピエール瀧）が犯した放火殺人事件を追っていた雑誌記者・藤井（山田孝之）は、須藤との面会中に驚くべき話を聞く。

自分にはまだ表沙汰になっていない余罪が３件ある。
事件の首謀者は「先生」と呼ばれる不動産ブローカー・木村（リリー・フランキー）。
その男にそそのかされて、自分はかわいがっていた弟分を殺してしまった。
その男がのうのうと娑婆の空気を吸っているのは許せない。
（実際の事件では死刑囚が逮捕された後に弟分が自殺）

そう訴える須藤の表情は神妙で真剣。
しかしまだ被害者のことを「じじい」と呼んでいるのだから改心したとは思えない。
話の詳細も曖昧で裏付けが難しく、記事にはできない旨を伝えると激高する。
事件を利用して自らの延命を意図するところもあるが、ただひたすら木村への怒りと恨みを募らせ、自分と同じ死刑という道を辿らせたい。
そんな殺意を抱えた男である。

木村は借金を返済しない人物を衝動的に殺害。
兼ねてから付き合いのある須藤に死体処理を依頼する。
それ以後、木村は須藤らと犯行を重ねていく。
解体した死体を焼却炉に投げ込むのも、老人をスタンガンでいたぶるのも、まるで子供のように嬉々として行う。
そんな幼稚な快楽と、金銭欲のために人を殺す男である。

そんな２人の「凶悪」をピエール瀧とリリー・フランキーが激演。
ドラマでは「無口だがたまに素敵な笑顔を浮かべる寿司屋の大将」を演じていたピエール瀧だが、そのイメージ全てをぶち壊す最凶にして最高の演技。

リリー・フランキーも凄い。
今までも数々の名演技を見せてくれていたが、本作ではまさに怪演。
どんな気持ちで「そして父になる」を鑑賞すればいいのかわからなくなってしまった。

さらに凄かったのがやはり山田孝之。
ほとんどが緊張にこわばった無表情。
しかしその無表情の裏から感情の変化がにじみ出る。
スクープをモノにしたい功名心から動いていたが、次第に取り憑かれたようにのめり込む。
殺人犯を野放しにしてはならないという社会正義に駆られて動くが、１件だけの立件では無期懲役。
彼はそれに納得できず、他の事件も立証しようとする。
この男を生かしておいてはならない。
これもまた紛れもない殺意。

藤井の家庭の背景も興味深い。
認知症の母親を持つが、世話は妻に任せきり。
事件にのめり込んだことで、妻の負担は増し、離婚を切り出される。
老人が食い物にされる残酷な事件に触れ、彼は何を思うか。
優しさといたわりだけではない。
哀れみと、そして何かドス黒く簡単には割り切れない感情がにじみ出る。

須藤に対してジャーナリストとして全力を尽くしたが、それでも「こんな男のために自分は動いたのか」という想いに駆られる。
「殺してやりたい」という激しい殺意ではないが、「生きていてはいけない」「死んでもらいたい」という緩慢な殺意に心が蝕まれていく。

ほとんど目だけでそんな変化を体現しているが、１カ所だけ表情を崩して笑うシーンがある。
須藤との会話中のことで、私も笑いそうになったが、実は笑いごとではない会話である。
この時の笑顔が忘れられない。
実はこの時が凶悪なものに心の隙を突かれ、蝕まれ始めた瞬間ではなかったか。

木村を死刑に追い込むことで、死者の魂が救われるなどというのは自己満足に過ぎない。
ジャーナリストの執念、社会正義とも言えるが、人の死を願うことは綺麗なことではない。
このどうしようもない想いに苦しむ男を、山田孝之が壮絶に体現。
つくづく凄い役者だと身震いしてしまった。

事件のおぞましさに身震いしながらも、３者の壮絶な演技には感動にも似た身震い。
胸くそが悪くなるほど重く、受け入れられない方も多かろう作品だが、映画としての見応え、醍醐味は一級品。

本作については傑作秀作良作などの言葉は使いたくない。
しかし本年日本映画の三指に入る、最大級の評価をしたい作品である。

【エグ過ぎる人々】
のっけから結論を言ってしまうと、私が本作に下した評価は満点の五、それもぶっちぎりの五である。これほどまじめに、まっすぐに、観客に対して深刻な問題を投げかけてきた日本の映画作品を、私は近年めったに見ていない。しかし、人にこれを薦められるかといえば、答えは絶対に「NO」である。これを薦めた時点で顰蹙を買うだろうし、もし面白いなどと言おう物なら、間違いなく人格を疑われる。そういう意味でいえば、これは「冷たい熱帯魚」をはじめとする、園子温監督の一連の作品群に共通するところがあるかもしれない。つまり、快い作品ではない。が、絶対に見る価値はある。

本作は、保険金と土地転がしの為にヤクザと土地ブローカーが結託して殺人を犯した、実在の事件をベースにして作られた作品である。無論映画の中に出てきた殺人行為はすべて実際に行われたのであるが、その再現方法がエグイ。逐一とまでは行かないまでも、通常映画では省くような殺人に関する「手間ひま」を詳細に描く。死体をばらして焼くその過程も逃さない。そしてそれらを淡々と、と言うよりむしろ楽しいお仕事のように、こなすピエール瀧演じる須藤とリリーフランキー演じる先生。人を焼いた後で子供達とクリスマスパーティを開いて、肉を食べる。彼らにとってみれば殺人は文字通り、日常茶飯事である。

この二名が死刑になるのは（しかし、劇中では先生は無期懲役になっている）、当然の話である。いかなる理由があれ、二人は余りに人を殺しすぎた。しかし、エグイのは何もこの二名の殺人者だけはない。ずばり言ってしまえば、本作で一番強調されたエグさとは、人の心である。そのエグさを象徴するシーンが、借金返済の為に父親を酒漬けにして殺すことを許可した、電気屋一家のくだりである。いくら借金をこさえた父親であるとはいえ、「お酒のませちゃっていい？＝殺していい？」という先生の質問に、淡々と「もっと飲ませてください＝殺してください」と答える妻。その後に下を向きつつ、黙って飯を食う一家。ある意味、本作内で一番恐ろしかった瞬間である。

エグさが出るのは、そればかりではない。あれだけ人を殺しておきながら、死を恐れ、生きて償いたいと平然とのたまい、かつその上で先生の死を願う須藤。須藤も先生、両方ともが死刑になるべきだと願い、余罪の追求をやめない記者。そして、その記者の呆けた母親の介護に疲れ、隠れて打ち、その死まで望む妻。作中の誰もが、（その程度の問題もあろうが）誰かの死を望んでいた。エグい事この上ない。

繰り返しになるが、私はこの作品を他人に薦めることはできない。しかし、人生のこういう負の一面を見るということは、間違いなく有意義な事であると思う。少なくとも、人生にはこういう負の面が無いと、見てみぬ振りをするよりは、余程良い。負の存在を明確に意識できなければ、そこから離れるいかなる努力も出来ないのが、人間の性なのだから。

【映画なら映像で語ってください。】
なんでこんなに評価が高いのか不思議です。
正直、この監督は素人かと思ってしまいました。退屈なカットと編集、そしてひどい脚本。素晴らしい原作ノンフィクションをここまでつまらない映画にできるのはある意味すごい才能かもしれませんけど。
台詞、ほんとにひどかったなあ。
山田と池脇の夫婦喧嘩のところなんかあまりにも紋切型で、とてもあの長さは見ていられません。あんなの、呆けた母親をちらっと見せて、池脇が抑えた一言で山田を非難すれば、あとは沈黙だけで夫婦が置かれた状況は伝わるのに、「私は普通に暮らしたいのよ！」とか「あなたはいつも逃げてばっかり！」とかよくある愚痴を延々並べる。もうわかったから早く次のシーン行ってくれよ、という気分になります。蛇足もいいところ。
山田がピエールの告発を裏付けるために聞き込みして回る場面では、問われた住民が「そういえば先生って呼ばれてる人がいたなあ」なんて具合に、即座におそろしく都合のいい答え方をする。興ざめ。とてもプロが書いたとは思えない。
いらない台詞を削るだけで３０分くらい短くできるんじゃないかと思います。そう、この映画、長く感じられて仕方ないんです。今どき「誰の心にも悪は潜んでいる」程度のことを言うのに２時間以上も要らないでしょう？
もしかして、役者に気を遣って均等に台詞や登場時間を配分をしたためこんなことになってしまったのでしょうか？リリー・フランキーなどは明らかに「出すぎ」です。「ラスボス」が前半から登場しまくり喋りまくりでは怖さも半減。映画を見続けるモチベーションだって無くなってしまいます。
ふつうの映画好きが、絶賛のレビューを見て「殺人の追憶」や「チェイサー」のような作品を期待して行くと、大きく肩透かしを食います。ご注意ください。

【「凶悪」の正体とは】
この映画のタイトルである「凶悪」とは誰のことを指すのか？
それは、山田孝之扮する『藤井修一』だ。
しかし、果たして「凶悪」なのは彼だけだろうか？
彼は雑誌記者として死刑囚である須藤純次の語る真実を追求しようとする。
その真実とは何か？
それは木村孝雄という冷徹非道な男が娑婆でノウノウと生きているということだ。
そこで彼は木村を捕まえるために職務を超えた調査をし始める。
そして、その調査の結果、彼はついに木村を捉え、刑務所へと留置することに成功する。
だが、これで彼の目的は遂行出来た訳ではなかった。
クライマックス、藤井と木村の面会場面で藤井は木村に対して、
「俺はお前を死刑にしてみせる」
と言い放つ。
それに対して木村はこう応える。
「本当に私を死刑にしたいのは須藤でも殺された人の遺族でもない、君自身だ」と。
そう、「凶悪」とは須藤でも、木村でもなく、善良な人間であるはずの『藤井修一』なのだ。
では、何故、彼は須藤や木村を死刑にしたいと望むだけで「凶悪」になってしまうのだろうか。
須藤は仲間の彼女を薬で殺した上に死姦したり、木村は借金を背負った老人目当てに保険金を掛けて殺害して儲ける、といったことをする、正に「凶悪」といっていい人間なのではないのだろうか？
確かに彼らがやっていることは法的にみると「凶悪」だ。
だが、この映画の指す「凶悪」とは法から過度に逸脱していた人間を指すのではない。
では何か？
それは、安全地帯からいわゆる「凶悪」な人間に対して嫉妬し、美辞麗句を並べてそんな人たちを死刑に祭り上げるだけではなく、彼らの起こす非日常体験を楽しんでいるもののことを指すのだ。
それは、藤井の妻が語る言葉が象徴的に物語っている。
「世の中にはこんなことが起きているんだ。私はこれを見てこう思うの、楽しい、と、あなたも本当はこの事件を追っていることが楽しくて楽しくて仕方がないんでしょ？」
これを聞いた藤井は彼女に対して激昂する。
もしも自分の妻の語る言葉が全くの見当外れであったのであれば、彼が激昂する必要はない。彼は妻に対して「何をいっているんだ」と飽きれるだけだ。
しかし、彼は激昂した。
何故か？
それは妻の語る言葉に一定の『真実』があったからだ。
藤井にとって木村を死刑にしたい理由は殺された者とその遺族のカルタシスを求める故の使命感から来るものではない。
それは「自身のカタルシスを求める故の『現実逃避の捌け口』」という利己心から来るものなのだ。
そういえる理由は又しても彼の妻である藤井洋子によって語られる。
「世の中の一大事件とかそんなことはどうでもいい。私はあなたの母と生活しているのが苦しいの」
そう、藤井夫婦の間にいる悪意なき「老婆」は妻にとっては不幸の象徴であり、藤井にとってはなくてはならないものなのだ。
そして、藤井にとって妻とは自分の中では近くにいなくてはならない母を引き剥がし、母を老人ホームへ行かせ、子供を作ることをを要求してくる現実の象徴なのだ。
そんな彼にとってみてもおそらく妻と同様に、世の中の一大事件とか本当はどうでもいいことなのだ。
ただ、妻という現実、この一点から逃げだすための高尚な目的が欲しいだけなのだ。
だから、彼は木村の調査をし始めたのだ。
しかし、木村の死刑を望んだのは本当に彼だけだろうか。
我々観客も、彼らが自由にお金の束をちらつかせている光景に内心羨ましいと思ったのではないのだろうか？
保険金の掛かった老人を殺そうとする須藤と木村と、家にいる認知症気味の老婆を邪魔だと思う藤井妻は、本質的に老人がいなければいいと思う点では同じなのではないのだろうか？
むしろ、自分の思い通りに思ったことをして生きる須藤と木村と、自分の思っていることを隠してそんな彼らに嫉妬し、そんな彼らを正当な理由で祭り上げ、それを安全圏から楽しんでいる我々の方が、どこか狂った人間なのではないのだろうか？
そう、「凶悪」なのは藤井のみではなく、この映画をお金を払ってまで観ようとする善良な人間であろう『観客』なのだ。
更に、最初は何のために須藤と木村の犯罪歴を懇切丁寧に描いていたのかよく分からなかった。しかし、その理由はおそらく、お金のやり取りは観客の嫉妬心を煽るため、須藤の情の厚さは死刑囚のある種のまともさを観客に自覚させるため、また、木村による老人の虐待は特定の観客の本意の暗喩なのだと思った。そういう意味でこの映画は、死刑囚を立てて、それを非難する人間に対するある種の問題提起をしているといっていいだろう。そして、遺族が最初のシーンでちょっとしか出演しなかったのは我々の視点から観た事件の観方の暗喩なのだろう。
最後に、私はこの映画を見て率直に園子温監督の「冷たい熱帯魚」を思い返した。

【引用：Yahoo映画「凶悪」】

７.Dailymotion・pandora・anitubeなどの違法投稿サイトは危険！

上記サイトの動画は違法にアップロードされている動画投稿サイトです。

これらの動画をダウンロードすることも違法となります。

ダウンロードと同時に自分の知らないうちにデータがアップロードされるケースもあり非常に危険なのです。

ウィルス感染の恐れもありますので、ダウンロード後や動画視聴後に後悔するはめになります。

上記、公的機関や法律相談所でも明記されてます。

利用後に、余計な心配の必要のない、しっかりとした動画配信サービス(VOD)で見ることが、結局、安心でお得なのです。

８.映画・海外ドラマにおすすめの動画配信サービス人気ランキング【ベスト5】

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９.映画・海外(韓国)ドラマ視聴におすすめ動画配信サービス5社の比較まとめ

映画・海外(韓国)ドラマを見るのにおすすめ動画配信サービスを気になる項目ごとに比較一覧表でまとめて解説していきます。

人気動画配信サービス5社の映画・海外(韓国)ドラマ作品数を比較

(作品数は各動画配信サービスで常時変動します。2020年3月調査時点のデータ)

人気動画配信サービス5社の動画配信ジャンル別比較

人気動画配信サービス5社の月額料金比較

人気動画配信サービス5社の特典比較

もっと詳しく、動画配信サービス(VOD：ビデオ・オン・デマンド)の比較を知りたい方のために、次の記事にてまとめているので、この機会にチェックしておきましょう！

【動画配信サービスどこがいい？】本当に満足できるVOD動画配信サービスの選び方を徹底比較検証！＜最新版2023年＞

「【動画配信サービス比較検証2023年最新版】動画配信サービスどこがいい？本当に満足できる動画配信サービスを徹底解説！」について、わかりやすく解説しているので、あなたにぴったりの動画配信サービス選びの参考にしてもらえれば嬉しいです。

iotmafia.com

１０.動画配信サービスを利用している人の気になる動向！

ほとんどのスマホ対応の動画配信サービスの登録者は見たい動画だけを視聴して、すぐに解約してしまいます。

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特に、U-NEXT(ユーネクスト)に登録してから31日間【凶悪】だけではなく、話題のドラマや映画、アニメなど、多くの作品が「無料視聴できる！」ので楽しまないと損しているのですよ。

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１１.U-NEXTの動画をテレビで見る方法は？

U-NEXTの動画をストリーミングデバイスからテレビに接続して見る方法が便利です。

ストリーミングデバイスを簡単に言うと、テレビのHDMI端子に「ストリーミングデバイス機器」をつなげるだけで、様々な動画アプリが使えるようになります。

U-NEXTに対応している「ストリーミングデバイス機器」には、次の3種類があります。

それぞれストリーミングデバイス機器ごとに特徴があります。

しかし、購入後後悔しないのが『Amazon Fire TV』を選んでおいて間違いありません。

『Amazon Fire TV』がおすすめの理由について、解説していきます。

「U-NEXT TV」は、価格10,780円(税込)の割に対応アプリがU-NEXT関連のものとYouTubeだけなため利便性に欠けていると思いました。

「Chormecast」は、一端末で完結しないキャスト専用端末で、スマホやタブレットで再生したものをテレビに出力するものになっています。

「Chromecast」の方が便利だという人もいますが、実際に使った感想としては、一端末で完結していたほうが簡単で分かりやすと思いました。

上記の理由から「Amazon Fire TV」がテレビでU-NEXTを見るのに、一番最適だと思いました。

「Amazon Fire TV」は、価格面を見ると4,980円〜と決して安いものではありません。

しかし、「Amazon Fire TV」には、性能面で画質・音質ともに他のストリーミングデバイス機器に比べて優秀なので、動画をストレスなく楽しめます。

また、ストリーミングデバイス機器は長く使えるので、最初だから試しに安い機器を購入した後に、低品質の動画を見ることにつながります。

動画の画質が悪いからといって、何度もストリーミングデバイス機器を買い換えるとなると、いつの間にか「Amazon Fire TV」よりお金がかかっていたことに気づきます。

そこで、最初のストリーミングデバイス機器から「Amazon Fire TV」を選んでおいたほうがお得だったのではと気づきます。

１２.「【凶悪】映画を無料フル動画視聴する方法丨無料映画視聴におすすめVOD動画配信サービスはどこ？」まとめ

「【凶悪】映画を無料フル動画視聴する方法丨無料映画視聴におすすめVOD動画配信サービスはどこ？」について解説してきました。

いかがだったでしょうか？

ズバリ！映画【凶悪】をイッキ見する方法は、動画配信サービスの無料お試し期間を上手に活用することがポイントなのです。

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本ページは2020年5月13日時点の情報です。
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